考える。ひたすらに。

お昼休みに一人でお弁当を食べるタイプの人たちへお送りします。

彼女は元風俗嬢。過去は気にする?

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なんだか最近前歯の切れ味が増してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。文則です。

 

 

 

今回はタイトルにもある通り、「過去は気にする?気にしない?」問題。

 

 

 

 

 

何の気なしに行った合コンでとっても気が合うあの子。

デートに誘って、時間をかけて距離を縮めていきます。

 

 

夜景のきれいなレストランとかどっかええ感じのところでいざ告白。

 

「私、前に風俗で勤めてたことがあるんだけれどもそういう女だよ。それでもいいんなら。付き合ってからいざこざあるのは嫌だしこういうことは最初に言っておきたかったの。」

 

 

 

 

なんていわれたらどうしましょう。

 

「俺がお前を変えてやる。あいきゃんちぇんじ。」なんてかっこよく言えもんなんでしょうか。

 

 

実際のところ一番多そうなパターンとして、その時は「そんなの気にしない」って言って交際スタートするもやっぱり過去がちらついて、なんやらかんやらで小さなすれ違いとかがあって持って半年とかなんじゃないかと推測する文則。

 

 

 

うーん。あ、私自身がこういう経験をしたとかそういうことではありませんのでご安心を。(謎)

 

 

 

っていうのもね、1年くらい前に中村文則の教団Xっていう本を読んだんです。アメト⁻ーークとかでちょっと話題になったアレでござんす。

 

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https://www.amazon.co.jp/%E6%95%99%E5%9B%A3X-%E4%B8%AD%E6%9D%91-%E6%96%87%E5%89%87/dp/4087715906

ちなみにこのリンクを踏んで本を購入していただいても文則には一銭も入りません気になる方だけチェックしてみてね。

 

謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。絶対的な悪の教祖と4人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か。著者最長にして圧倒的最高傑作。

 

ですって。

 

 

 

そのなかでね、

 

人間の細胞は分子とかそういうめっちゃ小さなレベルで常に入れ替わっていて、2年後とか3年後とかには分子のレベルでは今とは全く違う自分になっている。だから俺は過去は気にしない。2年後3年後にはあなたは全くの別人なのだから。

 

みたいなシーンがあったわけですよ。

 

 

すいません。1年前に1度読んだきりなんでかなり曖昧な記憶で説明がへたくそなんですけれども、

 

 

 

 

万物はものっそい小さな粒々で構成されているそう。その粒々の数はこの世界全体で常に一定で、増えたり消えたりすることはないんだってさ。で、増えたり消えたりすることはない代わりに、様々な姿かたちに代わって世界中をぐるぐるしているみたいです。

 

 

 

私たちがお肉を食べて、体内で消化吸収されてうんこに変わったり体の一部になったりね。うんこになったやつらはトイレの水に流れて海とか川とかに流れるんだかして水と一緒に蒸発して空に昇って雨と一緒になって降ってきたり。 

 

 

世界とはそういうものらしい。

 

 

 

たしかにそうっちゃそうかもしれないけれども、そういう問題じゃないっちゃそういう問題じゃない。

 

 

その理論で行けば、野菜が嫌いな子供が

 

「牛は草食べてるでしょ?牛肉食べたら草(野菜)食べてるのと同じじゃないの?」に対して全く言い返せません。

 

 

 

 

けれども、極端だけれども、過去を気にしないそういうスタンスは見習うべきだと思う。

 

 

元風俗嬢の女の子とはお付き合いすることはたぶん出来ないけれども

 

元キャバ嬢なら、キャバ嬢までなら過去を気にする私でも脳内でゴーサインが出るのかなレベルまで過去を気にしなくなったという実話でした。